ワンオフと挨拶~ルネッサのワンオフブリッジ制作@2%er
僕のバイクちゃん、ヤマハのSRVルネッサ。手に入れてもうすぐ2年。
ホームセンターの金具と、気合いのイングリッシュを使ってパーツの個人輸入でチマチマとカスタムをしてきました。
これは去年の秋頃で、これでほぼ見た目は完成。ここから大きなカスタムはしてきていません。
でも僕がルネちゃんを手に入れてからズ~~ッッ!!と気になっている個所が一つだけ
それ…ここ!
バイクのフォーク部分をおさえるトップブリッジです。
ルネッサのブリッジはバーハンドル用のポストが一体型で鋳造されているのでセパハンのカフェスタイルをする際にどうしても目立ってしまいます。
おまけにこのブリッジは裏側が肉抜きされていて、出ているポスト部分を何かで切断すると強度的にかなり危ない事になりそう。ポスト部分も含めて強度を保っているようです。
パーツメーカーのキジマからトップブリッジが発売されていたそうですが、もう過去の話。製造されて20年経っている今では手に入りません。
ということで去年の夏頃から、意を決してワンオフも含めてカスタムショップに相談していました。ワンオフ。自分のバイクの為だけに専用に設計して1からパーツを作る事。なんてええ響き。
ショップに聞いてみたのは、以下の2つ。
- とりあえずこの出っ張りをぶった切っても耐久的に大丈夫か?
- もしダメならワンオフって出来るのか?大体どれくらいなのか。
何軒かのお店に相談しては「無理だの」「ん~ざっくり10万やね(高すぎ)」という返答をもらっておりました。
その中で1店舗だけ「ここだ!」と思えるお店がありました。
メールで問い合わせるとすぐに折り返しのTEL。
「初めまして!メールありがとうございます!これはね、切ったら危ないですね!もしよければワンオフで一から作ってみませんか?」
大きな声ではきはきと答えてくれたのが 関西のSRカスタムの有名店、2%erの代表、山口さんでした。
SRじゃないのに快く引き受けて頂けて本当に良かった。。
もちろんワンオフになると費用も掛ります。ですが1日考えて「ワンオフで行きます!」と返事しました。
決めた理由は色々あります。「提案した予算に収まるようアイデアを出してくれた」「SRをメインにしていて、カフェカスタムもされていた」などなど。
でも一番は、「きちんと挨拶してくれた」だったと思います。
今までどんなバイク屋に相談してたんだっていう
何ていうか、ものすごく電話での一声が「気持ちのいい挨拶」だったんです。
そんなブリッジが先日完成したとのことでチェックしにお店へ
ふつくしい。
「細かいデザインは要らなくて、なるべくシンプル、出来るだけ費用は抑えたい」の要望にこたえて頂いて、本当につるっとシンプルなブリッジを作ってもらえました。
あとは少し微調整して来週ぐらいに取り付け予定。
夏からお願いして何だかんだで半年ほどかかりました。サンタクロース待ちのガキのようにワクワクしています。
ずぶずぶカスタム沼にはまっている音も聞こえている気がしますが、多分それは幻聴、、幻聴。。
Ride safe.