【買った】BELL MOTO3 vintage(1975~1980)ヘルメットを買った、或いはBELLの歴史とか
@DEUS原宿にて
先日東京へ銭湯遠征へ行ってきた時の話です。
人生で片手で数えるくらいしか訪れたことが無いトーキョーシティー。
せっかくなのでバイクグッズのお店の数件回ってきたのですが、そのうちの一つ、DEUS原宿の話です。
DEUSってお洒落服ブランドの?
たまに街を歩いていると、四角い枠に「DEUS」と書かれたパーカーを着てる子を見かけるのですが、それがこのブランド、「DEUS EX MACHINA」(デウス・エクスマキナ)です。
もともとはサーフィングッズとカスタムバイクを販売するオーストラリアのショップだったんですが、今ではアパレルがバイクもサーフィンもしない人にまで「なんかクール」という感じですっかり定着したブランドになりました。海外でセレブがDEUSのTシャツを着たのも影響があるのかもしれません。
そんなDEUSの原宿に行ったのですが、店内のアパレルフロアはやはり「服を買いに来た」人でごった返していたんですが、その奥にはきちんとサーフィングッズとヴィンテージヘルメットコーナーが。いくらアパレルが売れるとしてもちゃんとお店の根っこの部分「モーターサイクルとサーフィン」を忘れてない感じがとてもよかったです。
一目惚れですわ~
店員さんいわく「今日入荷した」ヴィンテージヘルメットたち。(写真とっときゃ良かった)
特にBELLのヴィンテージ達が多く、その中で完全に心をつかんで離さないヘルメットが。。「いや、俺は東京まできて何でヘルメット買おうとしてるんや」とセルフ突っ込みを入れても気持ちが止まらない。。結局2時間ほど悩んで買っちゃいました。
bellmoto3。snell75。物としてこのヘルメットに一目惚れ。被らなくなっても今後店やることになった時に飾ろ〜。なお何の店をやるかは未定。 pic.twitter.com/0Os9e0qP8c
— ユウキ (@yuuki_srv250r) 2019年2月6日
DEUSのゴーグルと合わせて購入。まぁ、震える値段になりました。
BELLの歴史
まぁバイクの事を知らない人からしたら「なんでこんなボロボロのヘルメットがウン万円すんの!?」ってな感じだとは思うんですが、
BELLっていうのはある意味、今のバイクのフルフェイスヘルメットの原形を作った会社なんです。日本語の情報が少ないのでアメリカのwikipediaから情報を意訳して抜き出してみます。
ベルは1923年に「ベルオートパーツ」としてスタート。名前の由来は創業した地名、カリフォルニア・ベルから。バイクだけではなく車の用品も扱う店だったようです。その後1930年代、後にヘルメットを作るロイ・リクターがベルに入社。その後1945年に彼がベルオートパーツを買収。親友の事故死をきっかけにヘルメットを含めたドライバーの安全のためのグッズの作成に取り掛かります。
そして1968年、世界初のバイク用フルフェイスヘルメット「BELL MOTO STAR」を発売。その後1971年に世界初のオフロード用のフルフェイス「BELL MOTO3」を発売。
アメリカのwikipediaを意訳
てなことで、BELLのヘルメットっていうのは現在に続く「フルフェイス」というデザインの礎のようなメーカーなんですよね。
今回買ったMOTO3は本国では一旦廃番になっていましたが今は復刻され、現在も発売されている定番のロングセラーモデルになっています。
被ってみて
やっぱり現行のヘルメットと比べてはるかにスリムな帽体。
MOTO3は製造された年代、サイズによって帽体(シェル)にかなり差があるそうです。
ヘルメットの内側のSNELL規格シール(アメリカのヘルメットの安全規格)の年式を見ると「SNELL75」。このスネル規格は5年ごとに改定されるのでこのMOTO3は発売初期に作られたヘルメットだったようです。ちなみに初期のヘルメットの方が帽体がスリムだそうです。
ここらへんは名古屋のヘルメットリペアのお店をみて勉強しましょう
もちろん安全性とか言い出すと現行のヘルメットと比べるまでも無いのですが。。。
いずれ怖くなって現行のMOTO3を手に入れそうな匂いがぷんぷんしていますが、男の子が好きな、「本物」を手に入れた感じがしてとても満足している僕でありました。
銭湯巡り遠征東京編2~寿湯@東上野(東京)
前回の続き。3日間東京にいた際に入った2件目の銭湯(3日目は飲みすぎて入れませんでした。。)
今回の旅行の自分の中でのメインイベントの一つです。
東京に行ったら絶対入っておきたいと思っていた銭湯の一つ、寿湯さんにも無事行くことが出来ました。
この立派な唐破風(入口のクルンっとした屋根の事です)。外観から既にテンションが上がります。
寿湯さん、最近だとBEAMSとのコラボした銭湯としても有名ですね。
銭湯のススメというイベントです。
このイベントの一環でお風呂の壁画が、銭湯絵師の田中みずきさんによって牛乳石鹸のverに変えられているとのこと!ぜひ見たい!ということでお邪魔してきました。
中の図デザインは…実は寿湯さんのHPに詳しくのっているので省略(笑
(今思いましたが銭湯のHP内で浴室の地図載せている銭湯ってあんまり無いですね。)
中は主湯に薬湯。なんと露天風呂2か所(温水と冷水)にサウナ(通常と塩サウナ)が2つ。ほぼスーパー銭湯のような設備。
何気に俺が一番感動したのはタオルセット。50円でハンドタオル(浴室で使う分)とバスタオル(脱衣場用)、さらに体を洗う際のナイロンタオルまでセットで付いてきます。
ボディーソープとシャンプーはもちろん完備。なんなら化粧水も男湯についていました。女湯には付いていることがあるんですが、男湯で化粧水はなかなか見かけません。
そしてメインのお風呂の壁画。
白いペンキの背景に黒いペンキだけで描かれた、お風呂に入ってリラックスしている牛さん達。「牛」では無く、「牛さん」。絵のタッチが俺に「さん付け」を要求するような可愛さでした。
入浴した日はど平日の15時ごろだったんですが、ひっきりなしにお客さんが入っているのが印象的でした。中には「BEAMSみて来ました」という大学生くらいの女の子集団も。こりゃ流行ってる。土日のピーク時は一体どんな状態になっているのか!
おまけなのですが、お邪魔した日が丁度「タオルを配布する日?」だったそうで記念タオルを頂きました。無料でこんな事までしてるの!?
東京の銭湯は色々とスケールが大きい。。。
------------------------------------------------------------------------------
No,8
寿湯(〒110-0015 東京都台東区東上野5丁目4−17)
11時~25時半、第3木曜定休
料金460円 サウナ200円 貸タオルセット50円 シャンプー ボディソープ 付き
バイク置き場 小型のバイクなら玄関にOK?
車は周辺に駐車場あり
タトゥーOK
銭湯めぐり遠征東京編~世界湯@人形町(東京都)
少しお久しぶりです!
先日、ちょいと東京に行ってきました。「ちょいと」と言っても人生で3,4回目の東京だったので結構ワクワクだったんですが。
数日の滞在の間に銭湯に2軒入る事が出来たのでメモ代わりにレポートを残しておきます!
ところで、銭湯の作りは関西と関東では大分違うと言われています。
大まかに言うと、関東(東京)の銭湯は「浴槽が入って奥の壁にある」「天井が(関西と比べて)高い」「桶が(関西より)深い」と言われています。
まず1軒目は人形町の世界湯さん。まず銭湯の名前が良い。世界湯って!
一見「銭湯なんか?」と思うような入口。そこに老若男女がタオル片手に吸い込まれていきます。
1軒目からめちゃくちゃローカルな銭湯を選んだ気がします。
少し記憶を頼りに書いた部分もありますが、簡単な図はこちら。
入って驚くのはまず建物の大きさ!入口のこじんまりした感じを裏切るような脱衣場の広さでした。
脱衣場からは世界湯さん自慢のお庭も見る事が出来ます。
今まで入った銭湯はどちらかと言えば縦に長いイメージの銭湯が多かったんですが、世界湯さんはどちらかと言えば横に広い。脱衣場のドアを開けた時に視界に飛び込んでくるペンキ絵の迫力に圧倒されます!東京の銭湯はみんなこんな風に横に広いのでしょうか?
そそくさと関西よりも深めに作られたケロリン桶を使って身体を洗います。
ちなみにカランも関西の銭湯では見かけないタイプでした。なんというか、上から押して湯水を出すというタイプ。関西でよく見るのは手前から奥に押すタイプな気がします。ここらへんも要勉強です。。
身体を清めていざお湯へ…、あっつい!メチャクチャ熱い!久しぶりに下半身でギブアップしました。
後で世界湯さんの情報を調べていると、こちらのお湯は「熱い湯」で有名な所でした。
大体温度は44度辺りをキープされているとのこと。そりゃ熱いわ。
でもこのジンジン来る熱さを求めて常連さんたちは今宵も入りに来るんでしょうね。
何となく右側の浴槽の方がまだぬるそうな気がしたのでそちらに移動してやっと肩まで浸かる事が出来ました。
少し落ち着いて浴槽の隅からお風呂全体を眺めてみると、やっぱり天井が高い!噂には聞いていたけども、関西の銭湯に慣れているとこの高さには度肝を抜かされます。
感覚的には関西のよくある銭湯の1.5倍ぐらい高い気がします。実際はそこまでなのかも知れませんが、銭湯の建物自体も大きいので色々とスケール感が狂います。
熱くて洗い場に戻って何度か休んでいたんですが、関西の癖で椅子を使わず地べたにそのまま座っていたので少し変な目で見られてしまいました。ちぃと恥ずかしかったです。
番台のお母さんの「お休みなさい~」って挨拶がとてもキュートでした。
ちなみにこちらの銭湯、タオルの貸し出しは無いのでご注意を!ホテルのタオル持って行って良かった~。
今度は5分湯船につかりたいと思います。
------------------------------------------------------------------------------
No,7
世界湯(〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2丁目17−2)
15時~23時半、月曜定休日
料金460円 貸タオルなし シャンプー ボディソープ 付き
バイク置き場 なし
タトゥーOK
シンプルの様式美-神楽湯@大津市(滋賀県)
少し銭湯記事はお久しぶりになりましたが、行きましよ!
今回も滋賀県です。これで滋賀県の銭湯は4軒目です。残りはあと5軒ほど。
僕はもともと生粋の滋賀県生まれ、琵琶湖lover(琵琶湖を愛する人)なんですが、こちらの銭湯は今回行くまで存在も確認してなかったです!
ベン!大津市の県庁のそばでヒッソリとありました。
なんというか、町の中に本当に溶け込むようにあってその馴染み具合に驚きました。一度目の前通り過ぎましたもん。
ご主人によると創業して今年で79年、改装して今の形になって30年ほどとの事。
お風呂はザッシンプル!でも必要十分な設備がそろっています。
サウナ、水風呂、深風呂、浅風呂、それにジェットバスが点いていればもう極楽行きです。水質も肌に優しい感じ。壁にはタイルで作られたお城の風景が。湯気越しに眺めながら「これは彦根城なのかな?さすが滋賀県のお風呂だ。富士山とかじゃなくきちんと滋賀県らしい風景にしているんだ」と推測しておりました。
風呂上がりにご主人に聞くと「どこにもあらへん」とのこと。架空の風景でした(笑
今回、僕は何にも持参しない手ぶらスタイルでお邪魔したんですが、何と貸しタオルが無料。バスタオルも50円と破格の値段でした。地味に大変なんですよ貸しタオル。洗濯機回して、クルクル回る床におくハンガーに干して。。。ありがたいです。
少し残念なことに、こちらの銭湯、夕方19時頃になるまで駐車場が使えないとの事。
今回はご主人のご厚意で私有地に停めさせて頂けました。
原付程度でしたら店前に駐車できますが、中型バイクになると近隣のバイク置き場or駐車場オープン後にどうぞ!
------------------------------------------------------------------------------
No,6
神楽湯(〒520-0043 滋賀県大津市中央3丁目6−4)
16時半~22時、金曜定休日
料金430円 サウナ70円 貸タオル無料 貸バスタオル50円 ミニシャンプー類40円程度
バイク置き場⇒19時頃から傍の歯科医院の駐車場が使えるとのことです。停める際は確認を。
車⇒上に同様。19時頃からOK
タトゥーOK
銭湯ビギナーライダー向け・銭湯に入るまでの周辺情報の巻
ちまちまバイク乗りの人向けに銭湯情報を書いております。
ですがよく考えれば「俺、銭湯行ったことねぇし」っていう銭湯ビギナーの人への記事を書いてませんでした。
車や徒歩で銭湯に向かうのとは違い、バイク乗りの場合は収納スペースに限りもあります。今回は銭湯に行ったこと無い人向けに、銭湯の周辺情報を書いてみました。
バイク乗り向けの銭湯持ち物
初心者ver
(シャンプー類は現地で購入)
- 小銭
- コンビニ袋
- タオル2枚(レンタル可)
- 替えの下着類
- メイク落とし
- スキンケアセット
*僕は女性ライダーでは無いので、メイク落としandスキンケアセットは想像で「必要だろうな…」と書いております!
玄人ver
(シャンプー類は現地で購入・タオルは現地でレンタル)
- 小銭
以上ッ!!!
まず、初めて銭湯に行く方には「旅先で全身をさっぱりしてバイクに乗る」快感を味わってほしい、と思い少し荷物多めに設定しました。シャンプー類は現地でミニボトルを購入・タオルは浴室で使うもの1枚と、脱衣場で身体を拭くもの1枚を想定しています。こちらもレンタルでもOKかも知れません。
替えの下着はご自由に。メイク落としやスキンケアセットはほぼ販売されていないので、女性の方は持参がおススメです。
コンビニ袋は下着類や濡れたタオルを入れて縛るのに使います。これが無いとツーリングの帰りにバッグがビショビショになっちゃいますからね。
慣れてくるとそのうち全て現地で済まします。タオルは1枚レンタルで浴室で使い、絞った後に脱衣場でも使います。意外と何とかなるので慣れて来たら1枚にチャレンジしてみてください。
銭湯で買える物・使えるもの
シャンプー・ボディソープ類
朝日に染まるシャンプーボトル達。 pic.twitter.com/NE5KyWsdeL
— ユウキ (@yuuki_srv250r) 2019年1月27日
銭湯によく行く方なら見慣れているこのボトルたち
今の所訪れた全ての銭湯でこちらのボトルが売られていました。
公衆浴場という特性上、売っていないという事は無いかと思うので、もし旅先で急にお風呂に入りたくなっても大丈夫ですね!
値段は30円~50円程度で各銭湯で微妙に値段は変わります。1ボトルで銭湯2,3回分は使えるので持ち帰って次回に持ち越すのがおススメ。
毎回購入するのがメンドクサイ人は、少し荷物になりますがこういったトラベルセットを持参するのも良いかもしれません。
ダヴ トラベルセット(シャンプー、コンディショナー、ウォッシュ、洗顔料)30g+30g+45g+20g
- 出版社/メーカー: ユニリーバ・ジャパン
- 発売日: 2017/10/25
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- この商品を含むブログを見る
貸タオル・販売タオル
貸タオルもほぼ全ての銭湯でありますが、大きさはどこもフェイスタオルサイズなのでご注意を。普段バスタオルで体を拭いている人は少し戸惑うかもしれません。そういう時は二枚レンタルしちゃいましょう。値段は大体1枚10円~50円程度。使った後は備え付けのカゴか番台に返すのが一般的。
販売タオルを置いている所はそんなにありません。だいたいその銭湯のロゴ等が入っています。地方の銭湯に行った記念に良いかもしれません。値段は300円~500円ぐらいです。販売タオルを購入した場合は濡れたタオルが手元に残るのでビニール袋を準備しておくといいでしょう。
ドライヤー
こちらも最近は無料の所が増えてきていますが、場所によって20円で3分といった有料の場所もあります。10円玉を入れて、その重みで電源が入ります。日常風景では見れない、ある意味レアな存在になってきているので見つけた時はチャンレジしてみてください。
スキンケアセットは殆ど置いてないです…
女性には悲しいお知らせなのですが、基本的に銭湯にスキンケアセットは置いていません。販売をしている銭湯もあまり見かけません…。
僕が回った銭湯の中だと置いていたのは1,2軒程度でした。
僕は少し乾燥肌なので風呂上りに顔が少しヒリヒリする時もあるのですが、そういう時はニベア青1つで対処しています
昔、青缶をシートバッグに入れて銭湯ツーリングに行った際、振動で他の用具が当たって、蓋が外れそうになったことがありました。こちらの小さなチューブタイプだとキャップタイプですし、かさばらないのでおススメです。
おまけ:始めてバイクで銭湯行った時あるある
下駄箱が小さすぎてブーツが下駄箱に入らない
多分バイクで銭湯に来た人が最初につまずくのが下駄箱。僕が某銭湯で番台に居る時も
、バイクで来られた方が「ブーツはいんねぇ!」となっている姿をよく見ます。
多くの銭湯では下駄箱の下にサンダル等を入れるような小さいスペースがあります。
少し窮屈ですがそこに押し込んじゃいましょう。下駄箱が無い銭湯以外では、基本的に床置きは推奨されてないと思います。
こんな感じでギュギュッとね。
ヘルメット持ち込んじゃって、ロッカーの中パンパンになりがち
ヘルメットは車体にロック出来るのであれば置いておきましょう!
関西圏の脱衣場だとヘルメットはギリ入ると思いますが、脱いだ服を入れると結構パンパンになります!
ということで
少し荷物(銭湯道具)を多めに積んで、ツーリングの帰りに極楽へ行きましょうや!
レッツ防寒!カフェレーサー乗りが今冬買って良かったライダースウェア
去年は割とバイク用に衣類を買い足しました。
せっかくカフェレーサー然としたバイクに乗り始めたのでスタイルも一応だんだんと固まってきました。
去年は主に防寒グッズをメインに揃えてきたのですが、失敗もあり「これ!」という成功もあり。。どうせなら成功も失敗も紹介しようと思ったのでよければお読みください!
今年の冬服のテーマ
去年の真冬の服装は
上半身⇒ヒートテック・スウェット・その上からモッズコート
下半身⇒薄いタイツ・デニム・オーバーパンツ
という、ゴワゴワのダルマのような格好で走っていました。
ですがせっかく良い感じに手をかけたバイクに乗るのだから今年はもう少し「かっこよく」乗りたい!ということで今年の服装のテーマは「バイクに乗っても降りても違和感が無いか?」になりました。
先に結論になりますが、今の格好は
上半身⇒ヒートテック・パーカー・インナーダウン・ライダースジャケット
下半身⇒ブレスサーモ・クシタニ防寒デニム
になりました。
インナーが少し違いますが、ほぼ上の写真のような格好で乗っています。めっちゃ髪の毛クルクルしてますね。
街中でも浮かず、かつ依然と同じくらいには寒さに耐えることが出来ています。
僕と同じような感覚でバイクに乗りたい人の参考になれば嬉しいです。
買って良かったもの
ジャケット類
牛革の「ライダー用」のライダースジャケット
まずは「買って良かった~」と今冬一番思ったのはこれでした。
今まで薄い豚革の、ファッションブランドのライダースを持っていましたが着れて秋頃まで。冬場は無理な革の厚みでした。
今回買ったのはキチンとライダー向けに作られた分厚い牛革。床に置いて立つほどでは無いけども十分な厚み。
ブランド物ではありません。ですが質・サイズともに納得の一品を見つけました。
「バイク用」に作られているだけあって細かい部分(ファスナー部分の風止め・肩部分のアクションプリーツ等)がバイクに乗りやすいように作られていて、乗りやすさが段違いです。特にアクションプリーツはファッションブランドのライダースではオミットされやすい部分なので要注意です。
分厚い革だとやはり防寒性能も高いし、冷えて来たとしても中に機能性インナーなどを着込めば体が冷えるのはかなり抑える事ができます。
ちなみに、上のブランドのライダースなのですが、購入したお店が革質などを別注しているそうで、ネットでは購入できないみたいです。また後日そのライダースについても書きたい。。
もしライダースが苦手な人は、N-1デッキジャケットもオススメです。
アメリカ海軍の甲板兵が使っていたジャケットで、高密度のコットン生地に裏側が総ボアのぬくぬくジャケットです。
めちゃ余談なのですが、アメリカに行った際にレプリカではなく、実際に海軍で使っていたデッキジャケットを探しにマーケットに行ったんですが「あるかバカ」の一言で一蹴されたのは良い思い出です。
インナーダウン
僕の謎のこだわりに「バイクに乗る時は化学繊維な服を着たくない」というものがあります(笑)
ナイロン系のテロテロ素材よりも、レザーやコットンといった昔からあるような生地の服でバイクに乗りたい。
とはいえ、そう言った素材は寒い。 分厚いコットンもレザーも長時間冷たい風に晒されると素材そのものが冷えてきます。そこでインナーダウンです。
まず、バイクに乗っている時にぱっと見で着込んでいるように見えない!そして上着を脱いだ時もダウンベストだとあんまり野暮ったくなりません。
上記のタイオンというブランドはユニクロよりも少しお高いですが、人と被りにくいのでおススメです。デニム生地を使ったダウンはパーカーと一緒に使えてファッション性も高いです。バイクに乗らない時もよく使うようになりました。。
パンツ
クシタニ コーデュラウォームデニム
KUSHITANI(クシタニ) Eコーデュラウォームパンツ デニム 36 K-1911
- 出版社/メーカー: クシタニ(Kushitani)
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
バイクメーカー、クシタニが毎シーズン出している、EDWINとのコラボ防風ジーンズです。
最近は色んなバイク用品店とコラボしているEDWIN。バイク乗りの間では割と定番になってきた防風デニム、「WILD FIRE」シリーズ。値段が各お店で結構な差があり、正直「どう違うんだよ…」という気持ちでした。
ですが、クシタニの店舗で実際にお話しをしていくうちにザックリと違いが解ってきました。値段の違いはどこに出るかと言うと、やはり「防風性能」かと思います。
同じEDWINとのコラボ商品でも、例えばクシタニの場合は膝の頭、つまり乗車時特に冷える部分は防寒生地が3重になっているそうです。
その他にも生地に通常のデニム生地よりも丈夫なコーデュラ繊維を使っていたり、転倒して道路を滑ってしまった際にダメージを逃すような縫製がされていたり。。。
滅茶苦茶細かい所まで考えられています。
値段は2万を超えてきますが、お腹周りのサイズをキープできるのであれば数年は余裕で使えるのでコスパもいいと思います。デザインも定番のストレートで綺麗なシルエットです。
ミズノ ブレスサーモタイツ
(ミズノ) MIZUNO ブレスサーモ/ヘビーウエイトロングタイツM 73CP321 09 ブラック M
- 出版社/メーカー: MIZUNO(ミズノ)
- 発売日: 2012/08/30
- メディア: ウェア&シューズ
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
クシタニのデニムと合わせて買った、ヒートテックよりもちょっといいタイツです。
この「ちょっと良い」の違いがすごく。一度使うともうヒートテックに戻れません。
通常価格が5000円程度ですが、amazonでたまにセールをしているようで、僕はたまたま3000円くらいで購入しました。
今の所5度以上10度以下ぐらいのライディングだとブレスサーモタイツとクシタニデニムでしのげています。
買って失敗した物
逆に今冬買って失敗した物も紹介します。基本的に失敗の原因
「安いけど、似たようなもんだろう」の一言に尽きます。
値段をけちった、もしくは事前の情報不足ですね。
失敗した防風デニム
クシタニのデニムはかなり「バイク向け」に作られていたデニムでした。
逆に 言えば秋ごろに買った市販の「あったかデニム」はバイクの乗車に対しては全く効果がありませんでした。
無理でしたね。まずWILD FIREのように生地の間に防風フィルムが入っていないので、いくら分厚めのデニムでも風が通ってくる。きっと使えるのは5月以降の、夕方に少し寒くなるかなぁぐらいのシーズンでしょうね。今はバイクに乗らない時に使っています。温くて丁度いいです。
失敗したインナーグローブ
ゴールドウイン(GOLDWIN) ウインドストッパーインナーグローブ ブラック Mサイズ GSM26758
- 出版社/メーカー: ゴールドウイン(GOLDWIN)
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
こちらも最近買ったのですが、失敗しました。
こちらはウィンドストッパーなので「風を防ぐ」ためのグローブです。ですが冬用グローブの中で防いでほしいのは風では無く「冷気」です。残念ながらこのインナーグローブは発熱素材はついて無かったので走行中の指先の冷えが「少し遅くなった」くらいでした。
まとめ
冬場のライダーの服装に関しては正直「金を掛ければ、掛けるほどオシャレにバイクに乗れる」 と思います。
どうしても値段をケチってしまうと「見た目」か「性能」をトレードオフしてしまいます。夏場の服装はケチってもある程度キマると思うので、ぜひ来年の冬に向けて500円玉貯金でもやってみようと思います。
それでは!
Ride safe.
ワンオフと挨拶~ルネッサのワンオフブリッジ制作@2%er
僕のバイクちゃん、ヤマハのSRVルネッサ。手に入れてもうすぐ2年。
ホームセンターの金具と、気合いのイングリッシュを使ってパーツの個人輸入でチマチマとカスタムをしてきました。
これは去年の秋頃で、これでほぼ見た目は完成。ここから大きなカスタムはしてきていません。
でも僕がルネちゃんを手に入れてからズ~~ッッ!!と気になっている個所が一つだけ
それ…ここ!
バイクのフォーク部分をおさえるトップブリッジです。
ルネッサのブリッジはバーハンドル用のポストが一体型で鋳造されているのでセパハンのカフェスタイルをする際にどうしても目立ってしまいます。
おまけにこのブリッジは裏側が肉抜きされていて、出ているポスト部分を何かで切断すると強度的にかなり危ない事になりそう。ポスト部分も含めて強度を保っているようです。
パーツメーカーのキジマからトップブリッジが発売されていたそうですが、もう過去の話。製造されて20年経っている今では手に入りません。
ということで去年の夏頃から、意を決してワンオフも含めてカスタムショップに相談していました。ワンオフ。自分のバイクの為だけに専用に設計して1からパーツを作る事。なんてええ響き。
ショップに聞いてみたのは、以下の2つ。
- とりあえずこの出っ張りをぶった切っても耐久的に大丈夫か?
- もしダメならワンオフって出来るのか?大体どれくらいなのか。
何軒かのお店に相談しては「無理だの」「ん~ざっくり10万やね(高すぎ)」という返答をもらっておりました。
その中で1店舗だけ「ここだ!」と思えるお店がありました。
メールで問い合わせるとすぐに折り返しのTEL。
「初めまして!メールありがとうございます!これはね、切ったら危ないですね!もしよければワンオフで一から作ってみませんか?」
大きな声ではきはきと答えてくれたのが 関西のSRカスタムの有名店、2%erの代表、山口さんでした。
SRじゃないのに快く引き受けて頂けて本当に良かった。。
もちろんワンオフになると費用も掛ります。ですが1日考えて「ワンオフで行きます!」と返事しました。
決めた理由は色々あります。「提案した予算に収まるようアイデアを出してくれた」「SRをメインにしていて、カフェカスタムもされていた」などなど。
でも一番は、「きちんと挨拶してくれた」だったと思います。
今までどんなバイク屋に相談してたんだっていう
何ていうか、ものすごく電話での一声が「気持ちのいい挨拶」だったんです。
そんなブリッジが先日完成したとのことでチェックしにお店へ
ふつくしい。
「細かいデザインは要らなくて、なるべくシンプル、出来るだけ費用は抑えたい」の要望にこたえて頂いて、本当につるっとシンプルなブリッジを作ってもらえました。
あとは少し微調整して来週ぐらいに取り付け予定。
夏からお願いして何だかんだで半年ほどかかりました。サンタクロース待ちのガキのようにワクワクしています。
ずぶずぶカスタム沼にはまっている音も聞こえている気がしますが、多分それは幻聴、、幻聴。。
Ride safe.